【2026年10月】京都で行きたい展覧会10選 — 源氏物語 王朝のかがやきから禅とジブリまで

2026年10月1日公開

京都で10月に見られる展覧会を10本選びました。前半は月内に終わるもの、後半は月をまたいで続く展示です。

近畿

宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO

美術館「えき」KYOTO

9/9(水)〜10/25(日)本日終了

1950年代のデビューから現在まで活躍を続けるイラストレーター宇野亞喜良の仕事をたどる展覧会です。企業広告、60年代のアングラ演劇のポスター、絵本、近年手がける俳句と少女をテーマにした絵画まで、多彩なジャンルの原画・資料が並びます。日本に『イラストレーション』という言葉を広めた人物としても知られています。

近畿

寛永 太平がはぐくむ美

寛永行幸四百年祭開催記念

京都文化博物館

9/19(土)〜11/15(日)

江戸幕府が朝廷との融和を示すため、後水尾天皇を二条城に招いた寛永3年(1626)の『寛永行幸』。この政治儀礼を軸に、本阿弥光悦をはじめとする芸術家たちが活躍した江戸時代初期の京都文化、通称『寛永文化』の粋を紹介する展覧会です。5日間にわたるもてなしの様子を伝える資料とともに、光悦の茶碗や経箱などの名品が並びます。

近畿

源氏物語 王朝のかがやき

京都国立博物館

10/6(火)〜11/29(日)

平安時代に紫式部が著した『源氏物語』が、時代を超えてどれほど豊かな絵画や工芸を生んできたかをたどる展覧会です。藤原定家校訂の「青表紙本」など過去最大規模の約250件(巡回含む)を紹介。中でも「盛安本」は諸家に分かれ伝わり全体像を見た者がなく、長く“幻の絵巻”と呼ばれてきました。

近畿

ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと

開館30周年記念

アサヒグループ大山崎山荘美術館

9/19(土)〜12/6(日)

カトリック信仰を貫いた画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の画業を、聖と俗の両面から見つめる展覧会です。独自の色彩と厚みのある絵肌で知られるルオーの作品を、アサヒグループ大山崎山荘美術館の所蔵4点に、国内屈指の研究拠点パナソニック汐留美術館の所蔵約35点を加えて紹介します。

近畿

禅とジブリ

京都市京セラ美術館

10/3(土)〜12/6(日)

スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫と禅僧の対談本『禅とジブリ』を出発点に、ジブリ作品にひそむ“禅的なまなざし”を探る展覧会です。海外動員数がジブリ作品中トップの宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』(2023)を中心に、劇中の言葉や場面写真から、余白を残し断定しない禅の思想との響き合いを描き出します。

近畿

モデルになったミューズたち

開館60周年記念 特別企画展Ⅱ

京都府立堂本印象美術館

10/15(木)〜12/20(日)

京都に生きた日本画家・堂本印象は、生涯を通じてさまざまな女性の姿を描き続けました。学生時代に見つめた市井の女性、花街で出会った女性たちの内面、本格的に日本画家として歩み始めてからの伝統と革新を行き来する表現まで、多彩なアプローチでモデルという存在に迫った画業をたどる展覧会です。

近畿

菊花繚乱

樂美術館

9/1(火)〜12/24(木)

「隠逸花」と呼ばれ聖人君子の象徴とされてきた菊。中国の文人や『古今和歌集』以来の和歌に愛され、江戸時代には栽培や意匠として大流行した。樂家では流行に先立ち菊をモチーフにした作品が残されており、時代とともに変わる菊の表現を樂歴代の茶碗を通じてたどる特別展。

近畿

ジュエリーは、誰を夢みる

京都国立近代美術館

10/24(土)〜1/17(日)

身につけるものに、表現がどこまで踏み込めるか。日本でジュエリーが芽生えた1960年代から現代まで、コンセプチュアルな作品をたどる展覧会です。JJDA設立を主導した平松保城や、国際的な交流を牽引したオットー・キュンツリの仕事を軸に、専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジの所蔵品を中心に約350点を紹介します。

近畿

愛のカタチ ー幻の春画《稚児草紙》公開ー

福田美術館

9/19(土)〜1/17(日)

「幻の春画」と呼ばれてきた14世紀の絵巻《稚児草紙》が、本展で初めて公開されます。模写や文献の記述でのみ存在が知られていた作品です。谷文晁による《小柴垣草紙》の写しや葛飾北斎の傑作《波千鳥》など、江戸期を中心とした春画の名品もあわせて紹介します。18歳未満は入館できません。

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