【2026年9月】大阪で行きたい展覧会10選 — フェルメールからミュシャまで

2026年9月1日公開

大阪で9月に見られる展覧会を10本選びました。前半は月内に終わるもの、後半は月をまたいで続く展示です。

近畿

柳宗悦が出会った沖縄の美 琉球の民藝

大阪髙島屋

9/9(水)〜9/21(月)あと12日

柳宗悦は1938年に初めて沖縄を訪れ、独自の文化が息づく工芸に深く心を動かされました。本展では、柳が制作した記録映画『琉球の民藝』の上映とあわせて、映像に映る染織・陶器・木工などの工芸品や、それらに影響を受けた民藝運動の作家たちの作品を紹介します。戦前の沖縄の姿を伝える貴重な資料もあわせて見られる展覧会です。

近畿

酒器―英雄が使った器―

大阪市立美術館

7/4(土)〜9/27(日)

開館90周年記念特別展『水滸伝』にちなんで開かれる、酒器で読み解く中国の酒文化展です。殷周時代の青銅器から、戦国・漢の漆器、唐の金銀器、宋代の陶磁器まで、各時代を彩った名品が勢ぞろいします。竹林七賢や李白、水滸伝の豪傑たちが酒とともに残してきた伝説をたどり、杯の向こうに古の英雄の姿を思い描く展覧会です。

近畿

スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー

大阪中之島美術館

7/4(土)〜9/27(日)

20世紀前半のスイスで活躍した画家、カール・ヴァルザーの日本初となる回顧展です。ベルリンで四半世紀を過ごし、美術団体ベルリン分離派の中枢を担う一方、舞台美術家としても活動しました。1908年に日本を訪れ、京都や宮津で歌舞伎や祭を描いています。絵画・素描約150点は、いずれも日本で初めて公開される作品です。

近畿要予約

フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展

17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日

大阪中之島美術館

8/21(金)〜9/27(日)

オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館が誇るフェルメール作品2点が特別に来日します。14年ぶりとなる《真珠の耳飾りの少女》と、画家最初期の《ディアナとニンフたち》です。風俗画や肖像画、静物画など6つのジャンルで構成される17世紀オランダ絵画とあわせて紹介されます。日時指定制の展覧会のため予約必須となっています。

近畿

初!全点一挙公開 久保惣の西洋絵画 ─モネ・ルノワール・ゴッホをはじめとして─

和泉市久保惣記念美術館

7/5(日)〜10/4(日)

モネやルノワール、ゴッホなど親しみある画家たちの西洋絵画を、所蔵・寄託品も含め初めてまとめて公開する展覧会です。和泉市久保惣記念美術館は東洋古美術の専門館として始まりましたが、平成9年の新館開館を機に西洋美術の常設展示室を設け、大阪でも珍しい通年鑑賞できる場となりました。ルノワールの代表作《花飾りの女》も見どころです。

近畿

笹本晃 ラボラトリー

国立国際美術館

7/19(日)〜11/3(火)

ニューヨークで活動する笹本晃(1980-)の個展です。その制作はユーモアと実験精神にあふれ、映像やインスタレーションなど多様なメディアにまたがります。とりわけ、自作の彫刻や装置を並べた空間で即興的に動く姿でよく知られています。初期作から、造形物そのものが動き出す近作までをたどります。

近畿

のむ -茶器と酒器と喫煙具-

逸翁美術館

9/19(土)〜11/23(月)

『飲む』『呑む』『喫む』、三つの『のむ』を切り口にした展覧会です。暮らしの中で親しまれてきた器や道具――お茶や酒を口にするための品々から、たばこを楽しむ喫煙具まで――を幅広く紹介します。煙草をたしなむ姿は、絵画の題材にもなってきました。

近畿

ミュシャ芸術博覧会リターンズ

堺 アルフォンス・ミュシャ館

8/1(土)〜11/29(日)

ポスターから油彩画、彫刻、ジュエリーまで、幅広い分野で創作したミュシャの多彩な仕事を、1900年パリ万博の会場に見立てて紹介する企画展です。2021年に好評を得た「ミュシャ芸術博覧会」を装いも新たに開催します。学芸員気分で展示を組み立てるコーナーや立体パズルなど、子どもから大人まで楽しめる体験企画も揃っています。

近畿

北斎・広重づくし

大阪浮世絵美術館

7/28(火)〜1/24(日)

世界的な人気を誇る浮世絵師、葛飾北斎と歌川広重の名作を紹介する展覧会です。北斎の「冨嶽三十六景」から「凱風快晴」「山下白雨」を、広重の「名所江戸百景」から人気の高い5作をはじめ、上方の名所を描いた作品もあわせて展示します。繊細な摺りの技巧が生む味わいも楽しめます。

近畿

生誕135年 山王美術館コレクションでつづる 岸田劉生展

山王美術館

9/3(木)〜1/31(日)

娘・麗子をモデルにした肖像画で知られる画家、岸田劉生(1891-1929)の生誕135年を記念する展覧会です。山王美術館所蔵の作品から、4年ぶりに公開される《麗子肖像》を目玉に、日本画から静物画まで画業の広がりをたどります。文豪・武者小路実篤ら白樺派の仲間との交友を伝える資料もあわせて紹介します。

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