【2026年8月】東京で行きたい展覧会10選 — 草間彌生からロン・ミュエクまで

いま東京では40を超える展示が会期を迎えています。全部は回れないからこそ、この8月に見ておきたい10本を選びました。前半は8月中に会期を終える展示、後半は9月以降も楽しめる大型展です。気になる展示があれば、ログインしてお気に入り登録しておくと、次に東京へ足を運ぶときの目印になります。

東京

アニマル&モンスター かわいい・怖い・ちょっと変

太田記念美術館

6/23(火)〜8/23(日)

浮世絵に登場するのは、美人や役者ばかりではありません。ネコやイヌ、鬼や土蜘蛛、擬人化された動物やヘンテコな妖怪まで、生きものや怪異を描いた作品を「かわいい」「怖い」「ちょっと変」の切り口で集めた展覧会です。歌川国芳らの作品140点が並び、うち27点は新収蔵の初公開。前後期で全点が入れ替わります。

東京

洋館 明治の夢と挑戦

江戸東京博物館リニューアル記念特別展

東京都江戸東京博物館

6/23(火)〜8/23(日)

江戸から明治へ移る時代、日本には西洋の建築様式が一気に流れ込みました。江戸東京博物館のリニューアルを飾る本展は、そうした「洋館」への憧れをたどる企画です。大工の手による擬洋風の建物、外国人建築家の本格西洋建築、工部大学校で学んだ日本人技師の挑戦、皇族や上流階級の邸宅まで、豊富な資料で明治という変革期の建築を見渡せます。

東京

元禄! 師宣劇場 十二ヶ月風俗図巻 大公開

静嘉堂文庫美術館

6/27(土)〜8/23(日)

「見返り美人図」で知られる菱川師宣は、浮世絵の始祖とされる江戸の絵師です。本展は、静嘉堂が所蔵する師宣の「十二ヶ月風俗図巻」を主役に、庶民の暮らしを生き生きと描いた元禄の絵画世界を紹介します。会期中には東京国立博物館の「見返り美人図」が2週間限定で公開されるほか、師宣の画系に連なる絵師たちの作品も並びます。

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クサマズ・ポップ

草間彌生美術館

4/16(木)〜8/30(日)

水玉やあざやかな原色で知られる草間彌生。本展は、その表現がもつ「ポップ」な側面に注目した展覧会です。郵便ステッカーを敷きつめたコラージュやマカロニを貼った立体など、反復をめぐる多彩な作品が並びます。水玉が映り合う小型のミラールームは初公開です。

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北斎 広重 ふたりの富士、それぞれの富士

開館10周年記念

すみだ北斎美術館

6/23(火)〜8/30(日)

浮世絵師・葛飾北斎と歌川広重、37歳差の二人が描いた富士山の連作を並べる展覧会です。北斎の「冨嶽三十六景」全46図は前後期に分けて4年ぶりの公開となり、広重の「冨士三十六景」「不二三十六景」もあわせて展示されます。同じ富士山を題材にしながら、描き方の違いが際立つ構成です。

東京

京都・真如堂の名宝

三井記念美術館

7/4(土)〜8/30(日)

平安期の984年、比叡山の阿弥陀如来を移したことに始まる京都の古刹、真如堂(真正極楽寺)。その寺宝を集めた特別展です。本尊の阿弥陀如来をはじめ、10世紀ごろに比叡山や都でつくられた仏像から、当時の造仏のありようをたどります。三井家の菩提寺という縁にちなみ、一族ゆかりの品もあわせて紹介します。

東京

『時をかける少女』20周年記念 細田守の原点/展

CREATIVE MUSEUM TOKYO

6/20(土)〜8/31(月)

アニメ映画監督・細田守の歩みを、これまでにない規模でたどる展覧会です。『時をかける少女』の公開から20年を機に、同作や『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の制作資料300点以上を東京・京橋の会場に集めました。原画やレイアウトなど、演出の指示から筆遣いまでを間近に見られます。

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空海と真言の名宝

弘法大師生誕1250年記念

東京国立博物館

7/14(火)〜9/6(日)

弘法大師空海(774〜835年)が開いた真言宗は、時代とともに分かれてきました。生誕1250年を記念する本展では、いまも続く「後七日御修法」を支える十八本山と関係寺院から、仏像や仏画など88件の名宝が集まります。密教美術を代表する品々や、ふだん公開されない秘仏の姿を通じて、空海と真言密教の歴史をたどります。

東京予約推奨

ピカソ meets ポール・スミス

国立新美術館

6/10(水)〜9/21(月)

同じピカソの絵でも、誰がどう並べるかで見え方は変わります。パリ国立ピカソ美術館が所蔵するピカソ作品を、初期から晩年まで時系列でたどる展覧会です。会場の構成を手がけるのは、英国のファッションデザイナー、ポール・スミス。色づかいや空間の見せ方まで含めて楽しめます。

東京要予約

ロン・ミュエク展

森美術館

4/29(水)〜9/23(水)

人間の感情や存在の危うさを、極端に大きい、あるいは小さい人体彫刻で表す彫刻家、ロン・ミュエクの個展です。日本での個展は2008年の金沢21世紀美術館以来2度目で、代表作から新作まで11点、うち6点は日本初公開です。1997年制作の初期作《エンジェル》が、今回はじめて出展されます。

気になる展示が見つかったら、都道府県一覧や開催予定のページもあわせてのぞいてみてください。近くの展示を組み合わせた散歩コースが見つかるかもしれません。

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