【2026年7月】福岡で行きたい展覧会5選 — アルベール・マルケから佐野浩敏まで

いま福岡では、久留米や北九州の美術館で会期限定の展示が開かれています。この7月に見ておきたい5本を選びました。前半は今月中に会期を終えるもの、後半は夏の終わりまで楽しめる展示です。気になる展示があれば、ログインしてブックマークしておくと、行ける日を見つけたときに探しやすくなります。

九州

アルベール・マルケ展―水辺の変奏曲

久留米市美術館

6/9(火)〜7/29(水)あと14日

20世紀初頭のフォーヴ運動を、マティスと並んで担ったフランスの画家アルベール・マルケ。大胆な構図から「われらが北斎」とも呼ばれました。本展は国内では35年ぶりとなる個展で、灰色を効かせた落ち着いた色づかいが持ち味です。パリのセーヌ河畔や、旅先のマルセイユ、ヴェネツィアで見つめた港や水辺の風景、約90点が並びます。

九州コレクション展

青柳喜兵衛 玉葱の画家の軌跡

北九州市立美術館

5/16(土)〜8/16(日)

玉葱をたびたび描いた洋画家がいました。北九州市立美術館のコレクション展が特集するのは、青柳喜兵衛(1904-1938)です。福岡に生まれ、関東大震災での被災を機に画家を志しました。室内画や静物画を手がけ、とりわけ玉葱には特別な思い入れがあったようです。34歳で早世するまでの、初期から晩年の歩みをたどります。

九州

伝説のアニメーター 佐野浩敏の仕事

ガンダム、テッカマンブレード、エスカフローネ、ラーゼフォンからシャドウバースまで

田川市美術館

6/27(土)〜8/23(日)

『機動戦士ガンダム0083』のメカニカル作画監督などで知られる、田川市出身のアニメーター佐野浩敏。「ガンダム」シリーズや『天空のエスカフローネ』『ラーゼフォン』を手がけ、今も第一線で活躍しています。本展はその歩みに加え、日々描き続けるドローイングも一挙に公開する回顧展です。

九州

井手康人展―共鳴する祈り

北九州市立美術館

7/11(土)〜8/30(日)

日本画家・井手康人は、インドネシア・バリ島の信仰や神話に東洋の精神をかよわせ、幻想的な大画面を生み出してきました。院展で活躍する作家で、1994年に訪れたバリに魅せられて以来、その世界を描き続けています。個展では《山乃神》《海乃神》など、神々をめぐる近年の大作を中心に約25点が並びます。

びじゅさんぽ